ナチュログ管理画面 淡水釣り 淡水釣り 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

エリアファンタジー

主にFISH-ON! 王禅寺での管釣日記&タックルインプレッションです。

2009年05月29日

ステラVSイグジスト 白黒ハッキリつけようじゃないの!

ステラVSイグジスト 白黒ハッキリつけようじゃないの!


今回は、恐らく誰しもが一度は考えた事があるであろう、スピニングリールの頂上決戦“ステラVSイグジスト”について書いてみたいと思います。エリアでの標準番手である1000番に絞っての比較となります。毎度同じく、私見丸出しでいきたいと思います♪

両者優れたリールなので、そもそも比較する事がナンセンスだとは思いますが、ネタがないのでやっちゃいます(笑)。


まず、ステラ・イグジスト共に、ハイギアとローギアの2種類があります。以下簡単なスペック紹介です。

■シマノ07 ステラ 1000PGSDH :(190g / 4.3 / 51cm / 14個 )
■シマノ07 ステラ 1000S:(180g / 5.1 / 63cm / 12個 )
■ダイワ イグジスト1003 :(160g / 4.7 / 59cm / 10個 )
■ダイワ イグジスト1003H :(160g / 5.2 / 64cm / 10個 )
()内は、重さ / ギア比 / ハンドル1回転の巻上げの長さ / ボールベアリング数です。


基本的に、ゆっくり巻きたい場合はローギア、早く巻きたい場合やボトムバンピング・縦の釣りでラインスラッグを早めに回収したいのであればハイギア(若しくは番手を上げる)を使い分けるというのが通常でしょう。この点のラインナップについては両者同点。

スペックをみて分るように、ステラよりイグジストの方が20g軽いです。07 ステラ 1000PGSDH は190gとなっていますが、これはハンドルがダブルハンドルなので、ハンドル分だけ重く、あとは同じです。今は、ハンドルもタクティカルのように変える時代なので、10gの差は無いと考えてもOK。

気になる価格ですが、ステラが定価67,000円(実売価格:56,000円前後)。イグジストが定価69,800円(実売価格:58,000円前後)です。どちらも、高価ですが、若干ステラが優勢。

見た目は、ステラの方が高級感があります。イグジストは、ぱっと見、下位機種のルビアスと見分けが付きません(私だけ?)。

キャストフィールは、ステラの方が良く飛びます。また、ステラはハンドルを回せば、ベールが直ぐ戻りますが、イグジストは戻りが悪いです。

軽さは、何といってもイグジスト。私は、リールの重さはあまり気にしないので、20g位の差はどうでも良いです。むしろ、ちょっと重たい方が、手元がぶれず良いとすら思います。でも、勿論、重すぎるのは駄目よん(笑)。

巻き心地は、ステラがシッカリ巻ける感じで、イグジストが軽く巻ける感じです。ハンドルを通じてラインの感触が伝わって来るのはイグジストです。これにより“前アタリ”が取れます。

ドラグ性能は、ステラの方が滑らか。魚の急激なツッコミにもスムーズに対応できます。

ドラグ音は、イグジストの方が圧倒的にジージー鳴ります。ドラグ音は重要で、周りの人にもアピール出来て「私釣ったよ!だから周りの人は糸が絡まないように気をつけて下さいね!」的なアピールが出来ます。勿論、相手にプレッシャーも与えられます(笑)。

ライントラブルは、ステラに軍配。これは以前も書きましたが、イグジストは「糸噛み」といって、スプール内でライン同士が噛み合ってしまう現象が起きます。ルアーが飛ばなかったり、いきなり巻けなくなったりなどの症状が出ます。メンテナンスやチューンをすれば対応出来ますが、いつまたなるかと思うとちょっとヒヤヒヤします(汗)。

トーナメントでの使用率が一番高いのはイグジストの事(サンスイ町田店K店員談)。

ナチュラムでの売上ランキングでは、ステラ 1000S→ステラ 1000PGDH→イグジスト1003→イグジスト1003Hの順。


さて、良い感じでデータやインプレが揃ってきたので、この辺でいっちょ白黒つけましょう!

①価格:ステラ
②見た目:ステラ
③キャストフィール:ステラ
④軽さ:イグジスト
⑤巻き心地:イグジスト
⑥ドラグ性能:ステラ
⑦ドラグ音:イグジスト
⑧ライントラブルレス:ステラ
⑨トーナメント使用率:イグジスト
⑩売上(ナチュラム):ステラ

10項目中、ステラが6項目で、イグジストが4項目。つまり、

ステラの勝ち!


主観丸出しで、しかも、「おいおい、項目獲得数かよ!」なんて声も聞こえてきそうなので、ちょっと説明をば。

確かに、ある項目の比重と別の項目の比重が同じとは限りません。例えば、ドラグの性能には目をつぶって軽さの方を優先するなんていう選択の仕方もありますからね。

でも、そういった事を鑑みても、個人的には、ステラの方がリールとして優れていると思います。そもそも、ギアはシマノの方が優れたものを作ります。自転車部門で培ったギアのノウハウは凄まじいものがあります。それに対し、ダイワはゴルフ部門で培ったノウハウがロッドの方に活かされています。

つまり、「リールのシマノ、ロッドのダイワ」なんて一昔前は言われていました。

今回の比較で一番のポイントとなったのは、ライントラブル。イグジストの糸噛みは決定的なものです。一般アングラーはリールなんて一人ではメンテナンス出来ないし、トラブルレスというのは道具の大前提!個人的には、糸噛さえなければ、イグジストの勝ちだと思います。

そんなこんなでダイワさん、宜しくです(笑)。



同じカテゴリー(タックルインプレッション)の記事画像
プレッソLTD60XUL VS エリリミ62XUL
カーディフVSプレッソ エリア専用リール決戦!
タックルインプレッション(レインウェア編)
タックルインプレッション(ルアー編)
タックルインプレッション(スナップ編)
タックルインプレッション(ロッド&リール)
同じカテゴリー(タックルインプレッション)の記事
 プレッソLTD60XUL VS エリリミ62XUL (2009-06-04 19:12)
 カーディフVSプレッソ エリア専用リール決戦! (2009-06-02 21:01)
 タックルインプレッション(レインウェア編) (2009-05-27 19:19)
 タックルインプレッション(ルアー編) (2009-05-11 23:05)
 タックルインプレッション(スナップ編) (2009-05-08 21:45)
 タックルインプレッション(ワレット編) (2009-05-07 23:09)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

ブログ作成はコチラ
あなたもナチュログでアウトドア生活を綴ってみませんか?

< 2025年03月 >
S M T W T F S
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
オーナーへメッセージ
QRコード
QRCODE
削除
ステラVSイグジスト 白黒ハッキリつけようじゃないの!
    コメント(0)