さて、今回はエリアロッドの頂上決戦★

エリアロッドの標準的な硬さであるXULに絞って、ダイワVSシマノで行いたいと思います♪　毎度同じく私見全開でいってみましょう～（笑）。

ダイワからは、同社が誇るエリアロッドの最高峰「PRESSO-LTD 60XUL-SVF」！

方やシマノも同社が誇るエリアロッドの最高峰「CATDIFF AREALIMITED 62XUL」！

さて、勝負の結果は如何に★

■PRESSO-LTD 60XUL-SVF（以下、LTD）
【6ft / 108g / 0.6g-3g / 1.5lb-2.5lb / 99% /　77,400円 】

■CATDIFF AREALIMITED 62XUL（以下、エリリミ）
【6.2ft / 85g / 0.8g~3g / 1.5lb-3lb / 100% / 59,000円 】

【】内は、長さ /　ロッドの重さ　/　ルアーの適合ウェイト　/　適合ライン　/　カーボン含有率 / 定価です。

・実売価格は、LTDが56,000円前後　　エリリミが46,000円前後で、エリリミの勝ち。本来、同価格帯のものでは無いので当然と言えば当然。

・軽さはエリリミの勝ち。

・感度は、LTDの勝ち。

・投げ安さはLTDの勝ち。

・飛距離はLTDの勝ち。

・汎用性はLTDの勝ち。

・魚の掛けやすさはLTDの勝ち。

・バラシが少ないのはエリリミ。

・買い易さはエリリミ。LTDはあまり売っていません。

・所有感は上記によりLTDの方が高い。

・取り回し易さ（扱い易さ）はほぼ同点だが、LTDの方が若干有利。

・トルクはLTDの勝ち。

・デザインは甲乙付け難し（笑）。個人的にはLTD。
　
では、結果発表～！

今回は結構差がつきました。毎回同じ事を言いますが、ある項目と別の項目が同じ比重ではないので、微妙ですがね（笑）。

でも、そういう事を加味しても、LTDの方が優れたロッドだと私は思います。1本である程度なんでも済ませたいのならLTD。マイクロスプーン専用ならエリリミといった感じ。ある状況下においてエリリミの方が優れている場合がありますが、総合的にはLTDだと思います。

また、両者同じXULでスローテーパーといいながらも、硬さは全然違います。LTDは張りがありますが、エリリミはべにゃんべにゃんです。それ故、エリリミは上手くキャスト出来るまで多少馴れが必要です。ぶっちゃけ、LTDと比較になるのは、エリリミ62ULだと思います。でも、62ULは使った事ないので比較できません（笑）。

あと、トルクが全然違います。不意の大物が来た時の対応はLTDの方が安心してやりとりできます。私はロッドは軽い方が良いと思うのですが、LTDの方が20ｇくらい重いです。通常なら、軽い方を選びますが、LTDの場合、この重さが肝！圧倒的なトルクです！バランスが良いせいか、重さは全く気になりません。

両方所有しているのですが、どうしてもLTDを手に取ってしまう今日この頃です。